参考書を読んだメモ : 1冊ですべてわかるネットワーク運用・保守の基本 4章, 5章

1冊ですべてわかるネットワーク運用・保守の基本

メンテナンス用ネットワークの基本

メンテナンス用ネットワークの概要

  • 業務用ネットワークとメンテナンス用ネットワークを分離していないと障害がおきたときリモート対応ができない

メンテナンス用ネットワークの整備

  • メンテナンス用ネットワークの要件
    • 業務用とポート番号を分ける
    • 対象のネットワークが全て収容でき拡張も考慮したポート数を持つスイッチを用意する

ネットワーク運用設計と障害対応の基本

ネットワークの可用性設計

  • 重要度を考える
  • 最重要
    • ネットワークやシステムの停止は許されない
    • ネットワーク全体の完全二重化
  • 重要
    • 瞬時に対応が必要
  • 一般
    • 2-4時間以内の復旧

冗長化のレベル

  • 万が一装置が故障してもサービスを継続して提供できるようにネットワークやシステムを構築することを冗長化
  • 両アクティブ
    • 複数台の装置を同時に稼働
    • 障害が発生すれば該当装置のみ停止させる
  • アクティブスタンバイ
    • 1つを稼働させてもう一つをスタンバイさせる
  • コールドスタンバイ
    • アクティブとスタンバイの同期を取らない

冗長化の全体像

障害対応

ネットワークのどこに障害があるのか

  • 通信事業者網内障害
    • WANでの障害
  • 構内ネットワーク障害
    • LAN部分での障害
    • スイッチ
    • ICMPによる疎通確認
    • インターフェースの状態確認
  • ネットワーク品質問題
    • 通信自体はできるがいつもと違う
  • ネットワークシステムの障害
    • システムの障害なのか、装置単体の障害なのか